清水 謙一
タブーの話
こんにちは!
工事部の清水です。
今日は、『建築のプチ知識』について書きたいと思います。
日本建築の忌み嫌い!禁忌【タブー】とされていたことがいくつかあります。
現代建築のおいてはあまり知られたいない事や、なかには気にしなくなった事もあるかもしれません。
昨今、伝統建築や本格的な和室作りの減少が原因なのかもしれませんね。
それでは有名な禁忌のご紹介です!
パート1.床さし
和室の天井の竿縁や天井板の貼り方向を床の間と平行になるようにします。
竿縁や天井板のラインを床の間に刺さないようにするんです。
こんな感じです。
それと、上の画像を見てお気づきになられた方もおられるかもしれませんが、畳も同様に床の間と平行に敷きます。
理由は諸説あるそうですが、どうやら『武家屋敷』で刺されること避けるために武士から生まれた禁忌とう言う・・・
但し、この[床差し]の慣習も現在では、天井板材の規格寸法や設計プランナーによる「視覚的な優美」が優先されることも多くなっているので…
もしお住まいの和室の天井板が【床さし】になっていても気にされる必要はないと思います!!!
それでは今日はこの辺で・・・
次回パート2を乞うご期待!