大橋 正裕
高気密・高断熱住宅へのこだわり
こんにちは。
設計士の大橋です。
断熱基準が2022年10月に新しくなり、ますます住宅における断熱の重要性が高まっています。
これまで最高等級だった断熱等級4より上のランクとして等級5、等級6が設定されました。
断熱等級5は、これまでのZEH基準と同じ断熱性能「UA値0.6以下」となっています。
(地域によってこのUA値の基準は変わります。)
ただ、単純に断熱材に高性能なものを使用すれば良いというわけではありません。
しっかりとした現場での施工と細かな部分への配慮が重要となってきます。
これは発泡ウレタンの断熱の施工状況です。
しっかり隙間なく施工されています。
この断熱材を使用すると断熱性、気密性が共に高く仕上がり、非常に快適な生活を送ることが可能になります。
ただ、もっと大事なのは次の写真のような部分です。
これは建物を補強する金物ですが、外気の影響を受けて金物が冷たくなって断熱性を落とすことがあります。
それを防ぐために写真の様に金物にも断熱材を吹付けて、外気の影響を受けにくくする工夫をしています。
リビア一級建築事務所では、こんな見えないところまで高気密・高断熱にこだわって家づくりに取り組んでいます。
ちょっとしたひと手間で、住まいの快適性が変わるのを知っているからこその配慮です。
断熱にこだわりたい方や、興味があるかたは是非ご相談にお越しください!